book

コスプレ

「キマイラの新しい城」 殊能将之 講談社ノベルス 750年前の欧州の城で起きた事件を解決を。その当事者である城主に霊に取り憑かれた?テーマパークの社長に依頼された石動戯作が謎に迫る。 もっともらしい嘘が真実だったりするからややこしい。

腹話術

「人形はライブハウスで推理する」 我孫子武丸 講談社文庫 ”人形探偵シリーズ”の第4弾。6編の短編集。 鞠小路鞠夫とは腹話術師の朝永嘉夫が操る人形の名前。そして朝永さんの恋人の妹尾睦月。そしてそして人形の鞠夫こそが名探偵なのです。 ユーモアたっぷ…

サイト

「小生物語」 乙一 幻冬舎 乙一さんが自身のサイトで書かれてた日記が本に。 まとめて一気に読むより。いつもカバンに入れておいてちょっとした時間が開いた時に数ページずつちょっとずつ読んでいきたい本です。

ススキノ

「消えた少年」 東直己 早川書房 映画の話で中学生の翔一と意気投合した”俺”。だけど翔一の親友が惨殺死体で発見され、翔一も行方不明に。”俺”は懸命の捜索を始める。 最後まで気を抜けず、話がどう転がっていくのか全然予想できなくて面白い。細かい所まで…

鎌倉

「QED 〜VENTUS〜鎌倉の闇」 高田崇史 講談社ノベルス QEDシリーズ第8弾。今回は鎌倉、江ノ島辺りが舞台です。そしてテーマは当然鎌倉時代、源氏辺り。 殺人事件は完全におまけです。トラベルミステリというか散歩ミステリ?この本を持って、こ…

3部作

「冷たい校舎の時は止まる 上・中・下」 辻村深月 講談社ノベルス メフィスト賞第31回受賞作。6,7,8月と連続刊行された作品。 学園祭の最終日、学校の屋上から飛び降り自殺したクラスメイトは誰だったのか?”ホスト”の精神世界に閉じ込められた8人は…

回文

「喜劇ひく悲奇劇」 鯨統一郎 ハルキ・ノベルス 回文愛好者サークル<回文こんぶイカ>が合宿で行った”利尻”の”高山館”で回文見立ての殺人が起こる。犯人は?真相は? 全編回文尽くしです。タイトル・章タイトル。”避けたい人混みが見事ひいた今朝”から始ま…

「十角館の殺人」 綾辻行人 講談社文庫 館シリーズの第1弾でデビュー作。 18の時、初めて読んで今回で4回読んだ事になります。だから何も言う事はないのだけど。やっぱり発見があるね。初めて読んだ時の衝撃、これはもの凄かったという事だけ。 さて、こ…

合作

「永遠の館の殺人」 二階堂黎人×黒田研二 カッパノベルス クイーン兄弟による超合作「Killer X」シリーズ第3弾。一応の完結編だけど前シリーズ読んでなくても大丈夫です。 いわゆる<館もの>、<吹雪の山荘ものに>。<サイコ・キラーもの>の叙述トリック…

ハードカバー

「工作少年の日々」 森博嗣 集英社 初の連載エッセイ集。 僕は新刊のハードカバーの本を買うのは我慢してる。高いしスペースは取るし。ハードカバーまで買い出すと歯止めが効かなくなるからね。だから中古で買うか図書館で借りるかだ。 そしてこの本はハード…

聖杯

「聖なる血」 篠田真由美 ノン・ノベル 龍の黙示録シリーズ第4弾。 今、”吸血鬼”もののシリーズを書くってのは並大抵ではないだろう。自らハードルを高くしてる様なものだ。過去においてどれだけ吸血鬼ものが小説や映画で作られたか。それらの傑作と戦わな…

魔法少女

「新本格魔法少女りすか」 西尾維新 講談社ノベルス 心に茨を持った小学五年生・供犠創貴と、”魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険! 裏表紙より一部引用。 うん、面白い。やはり特に”戦い”のシーンが面白いです…

「探偵はバーにいる」 東直己 早川書房 ススキノで探偵まがいの仕事をしている<俺>に大学の後輩の失踪した彼女を探してくれという依頼が舞い込んで・・・。 1992年出版なのでやはり古い感じはするのだけれど。面白くて洒落たハードボイルドな作品です。<…

夢魔

「夢魔の棲まう処」 藤木稟 トクマノベルス 久々の朱雀十五シリーズ。舞台は昭和13年頃の日本。ちょうど軍事色が強くなるちょっと前辺り。この辺を舞台にした小説は怪しくて何があっても可笑しくない雰囲気で大好きです。 ミステリ小説として読まなければ…

医療ミス

「ST 赤の調査ファイル」 今野敏 講談社ノベルス ”ST 警視庁科学特捜班”シリーズ第5弾。 インフルエンザと診断を受けた男性が処方された薬を飲んだ矢先に急死した。これは医療ミスなのか? 医療ミスかどうか?って小説の中でこれはとても珍しいと思う。民事…

探偵

「探偵小説 百器徒然袋 風」 京極夏彦 講談社ノベルス 薔薇十字探偵団とその一味が活躍?するシリーズ。”雨”続く第2弾です。中篇が3篇収められてますが。何か分量的には短い長編が3つって感じで読み応えは十分です。 もう「探偵小説」の名の通り”探偵”こ…

オカルト

「禅定の弓 鬼籍通覧」 椹野道流 講談社ノベルス 法医学教室奇談シリーズ第5弾。約2年ぶりのシリーズ最新作。 火事現場から運び込まれた焼死体を解剖してみると火事の前に死んでいる事が分かった。同じ時期、同地域で連続動物殺害事件が発生。それらの真相…

視界

「左眼を忘れた男 I wanna see you」 浅暮三文 講談社ノベルス 気が付けば病院のベッドの上。指ひとつ動かせない身だが、なぜか外の風景が見える。どうやら後頭部を強打され、左眼が眼窩から飛び出し彷徨っているらしい。平凡なサラリーマンに何が起こったの…

テディーベアー

「宙都 第四之書 邪なるものの勝利」 柴田よしき トクマ・ノベルズ 「闇の神々」が復活して地球生物を滅ぼそうとすることに対抗して、地球生物と、友好的な関係を持っている宇宙種族とが戦いを挑んだ物語である 一番簡潔に言うとそんな物語です。人間・妖怪…

嘔吐

「銀河帝国の弘法も筆の誤り」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA 5編のSF短編集。実は前から探してた1冊なので読めて嬉しい。 はぁぁぁぁ〜。脱力です。もう力抜ける抜ける。この競争社会における一服の清涼剤。癒し系の1さt・・・ゴメンナサイゴメンナサイ…

殻を破る

「ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生」 上遠野浩平 電撃文庫 もうこの辺りになるとブギーポップは完全に脇役だ。数ページ登場するくらい。でも一番異質なのはコイツなんだけど。 おそらく狙いなんだろうけど。ここまで来ても”敵”の組織がよく分からな…

可能性

「ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ侵食」 上遠野浩平 電撃文庫

心の痛み

「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」 上遠野浩平 電撃文庫

心の歪み

「ビギーポップ・オーバードライブ 歪曲王」 上遠野浩平 電撃文庫 まとめて書いておく。まずこれはシリーズ物だとは思わなかった。ブギーポップだけはどれにも登場するけど他の人はそうじゃないと思ってました。 ふぅむ。連続して読んだ訳なのだけど。どうも…

予知

「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ」 上遠野浩平 電撃文庫

欠けた心

「ブギーポップリターンズ VSイマジネーター Part1」「ブギーポップリターンズ VSイマジネーター Part2」 上遠野浩平 電撃文庫

不気味な泡

「ブギーポップは笑わない」 上遠野浩平 電撃文庫 第4回ゲーム小説大賞<大賞>受賞作。とある学園で起こる1つの奇怪な事件と5つの奇妙な物語。彼女がブギーポップに変わる時。事件が・・・。 話自体は実は単純だし。結局ブギーポップやその他の存在は曖…

使命

「暗黒旅人」 大沢在昌 C・NOVELS 人生に絶望し心中をしようとしていた主人公と恋人の前に謎の老人が現れた。老人は成功を約束する代わりにある「使命」を果たせと言われるが・・・。 4つの超自然的な存在が登場し。それを主人公が倒していくって変…

相撲

「大相撲殺人事件」 小森健太郎 ハルキノベルス ひょんな事から相撲部屋に入門する事となったアメリカ人のマーク。しかし彼を待っていたのは殺人事件だった。力士が立ち会った瞬間爆死したり。前頭が頭を切られて殺されたり。取り組みの相手が次々殺されたり…

霊能者

「ST 青の調査ファイル」 今野敏 講談社ノベルス STシリーズ第4弾。今回は美貌のプロファイラー青山翔が主役だ。幽霊が出ると有名なマンション。その心霊スポットで撮影していたスタッフの1人が怪死した。ベテランの検死官は事故死だと言うがSTのメンバは…