メフィスト

千里眼の死角」 松岡圭祐 小学館文庫
 シリーズ第10作目にしてメフィストコンサルティングとの一応の決着が付くという区切りの作品。全世界で謎の人体発火事件が発生。その裏には・・・。
 スケール大きいぞ。何せ世界征服を企む組織が出てくるのだから。ファンタジーじゃなくこの現在のリアルな世界で。しかも9割9分それが達成されようとしてる。
 こゆ話の場合。途中で辻褄合わなくなったりするんだが。最後にキッチリ嵌める辺りがスゴイ。読み出したら止まらない辺りはいつもの通り。