コロンボ

刑事コロンボ vol.11」
<意識の下の映像 Double exposure>
 今では死語といっていい”サブリミナル効果”を使ったトリックが出てくる。実際にそれで成功する確率はどれくらいか知らないけれど。
 犯人が学者だけあってコロンボとのバトルはかなりハイレベル。それはオモシロイし、証拠の掴み方も皮肉が利いてて好みなんだけども。イヤさ、そんな証拠は犯行の次の日にでもすぐ捨ててないとオカシイと思うのだがなぁ。
 あ、後この話のあるシーンを古畑任三郎でパクる?オマージュしてる。多分、犯人役が明石家さんまさんの回だ。
<第三の終章 Publish or perish>
 ある人に殺人を依頼して殺してもらい、現場に自分が疑われる状況をわざわざ作り。警察には自分は誰かに嵌められたと思い込まそうとするという珍しいケース。
 この話の解決を見ると。コロンボは初めに殺害現場を見た時に全てを読みきってたという事になるんだけども。依頼した犯人のシナリオも。実際に殺害した人のミスもだ。そこらの伏線が弱すぎる。